育毛を成功させるためには生活習慣を見直そう

薄毛やハゲを改善するために育毛剤を使う人は多いですが、どれだけ使用を続けても肝心な生活習慣を見直さなければ、育毛を成功させるのは難しいです。育毛剤の効果をより高めるために、この記事では、見直した方が良い生活習慣と改善方法について詳しく紹介します。

髪の毛に影響を及ぼす生活習慣の乱れ

あらゆる生活習慣の乱れは、髪の毛に影響します。具体的には、偏食やストレス、睡眠不足、運動不足、過度のアルコール摂取、タバコなどが挙げられます。これらが薄毛の原因になる理由とともに、その改善方法を見ていきましょう。

偏食

髪の毛を育てるには、タンパク質やビタミンC、ビタミンB、ビタミンE、亜鉛、イソフラボンなど様々な栄養が必要です。つまり、栄養が偏った食事が習慣になっていると、育毛をうまく促すことができません。必要な栄養を食事を中心に摂取できるよう、バランスの良い献立を考えましょう。

タンパク質

髪の毛のほとんどは、シスチン、グルタミン酸などのアミノ酸で構成されるケラチンというタンパク質でできています。特にシスチンは重要な栄養素です。赤身の魚や牛肉に含まれていて、コーヒーを飲み過ぎると消費されやすい性質があります。

ビタミンC

髪の毛の成長に必要なアミノ酸は血液を通して運ばれますが、ビタミンCがなければ頭皮まで届かず、髪の毛は成長しません。ビタミンCは緑黄色野菜やいちご、レモンに多く入っています。

ビタミンB群

髪の毛が育つためには、頭皮を若々しい状態に保つことが大切です。その意味でビタミンB群は、頭皮を生まれ変わらせるのに必要な栄養素です。肌荒れの薬にも使われています。含まれているおすすめ食材は、レバーや納豆です。

ビタミンE

ビタミンEは赤血球を元気にし、血液循環を良くします。頭皮の血行が良くなれば抜け毛が減り、育毛しやすくなります。多く含まれている食材は、たらこなどの魚卵やうなぎ、モロヘイヤです。

亜鉛

亜鉛はタンパク質を髪の毛へと変化させる際に必要な栄養素です。牡蠣や煮干しのほか、赤身の魚、豚肉、鶏肉に多く入っています。

イソフラボン

近年の薄毛研究で注目されているイソフラボンは、女性ホルモン・エストロゲンと似た分子構造を持っている栄養素で、男性ホルモン・テストステロンを抑制します。

テストステロンは、体内の5αリダクターゼと合わさると男性型脱毛症(AGA)の原因であるジヒドロテストステロン(DHT)をつくり出します。そのため、テストステロンを抑えることによりAGAを防げます。

イソフラボンが入っている食材としては、大豆が挙げられます。大豆を加工した豆腐や納豆のほか、豆乳やきな粉を取り入れるのも良いでしょう。

ストレス

ストレスは育毛にとって大敵です。ストレスに長期間さらされると、交感神経が働く時間が増え、血管が収縮し、血行不良が起きます。そうすると、私たちの身体は命に直接関わる部分を優先て血液を送り、栄養を届けようとします。つまり、命の維持に関係ない頭皮の血行は悪くなり、必要な栄養が十分に運ばれず、髪の毛は成長しません。

日頃からよく笑ったり泣いたりして、ストレスを上手に解消しましょう。ウォーキングや森林浴もおすすめです。

睡眠不足

寝ている間には、髪の毛の成長に必要な成長ホルモンが分泌されます。そのため睡眠不足の状態が続いていると、育毛環境が整いません。特に分泌が活発なのは、最初の2つの睡眠周期です。1つの睡眠周期は約1時間半なので、入眠から3時間はぐっすり眠れるようにしましょう。

睡眠の質を上げるには、いびきを解消することがポイントです。いびきをかいている状態では気道が狭くなっていて、身体を修復するための酸素が十分に取り込めません。枕を自分に合ったものに変えるのも1つの方法でしょう。また、スマホやパソコンから発せられるブルーライトは寝つきを悪くするので、寝る前には使用を控えた方が良いです。

運動不足

運動不足だと、血行不良になりやすいです。髪の毛に十分な栄養を届けられなくなるので、成長しにくくなります。特に脚のふくらはぎの筋肉はポンプの役割をするので、全身の血流を改善します。ここを鍛えるためには、ウォーキングや自転車が良いです。有酸素運動なので、ストレス解消にも役立つでしょう。

過剰な飲酒

過剰な飲酒は薄毛の原因です。アルコールは肝臓で分解される際に、毒性のあるアセトアルデヒドという物質に変えられます。それを体内で無毒の酢酸にするためには、アミノ酸やビタミン類を多量に消費しなければなりません。これらは髪の毛に必要な栄養なので、育毛が阻害される形になります。

アルコールは節度をもって楽しみましょう。最初に飲む量を決めたり、その日に飲む量だけ購入したりするなどして、飲み過ぎを防ぐことが重要です。

タバコ

タバコの中に含まれるニコチンには、血管を収縮させる働きがあります。これにより頭皮で血行不良が起きると、栄養が毛根の毛乳頭に十分に届きません。また、タバコを吸うと一酸化炭素が体内に取り込まれ、全身で酸欠状態になります。酸素は細胞が分裂するのに必要です。髪の毛をつくる細胞も例外ではないので、髪の毛が成長しづらくなります。

タバコを止めたいなら、まずは持っているタバコをすべて捨てましょう。最初は特に口寂しさを感じることから、禁煙に失敗する人は多いです。ガムを噛むなど違う食べ物を使ってうまく対処しましょう。

生活習慣の乱れを改善することは、育毛の第一歩です。思い当たる点があった人は、少しずつ改善する努力をしましょう。そのうえで育毛剤を使用すれば、薄毛を効果的に治療できます。