メタボリックシンドロームは薄毛や抜け毛の原因になるの?

メタボで悩む男性は多いのではないかと思います。
メタボは薄毛の原因となりかねないので、くれぐれも注意が必要です。

メタボの人は、薄毛を改善するためには、
チャップアップなどの育毛剤を使用するのと並行し、
メタボも解消するよう心がけましょう。

メタボとは?

メタボは「メタボリック・シンドローム(メタボリック症候群)」の略です。
肥満と混同している人もいると思いますが、メタボと肥満は同じではありません。

肥満とは、おもに皮下脂肪が蓄積された状態です。
それにたいしてメタボは皮下脂肪はそれほどないのに、
内臓に脂肪が蓄積されていることをいいます。

なのでメタボの男性は、外見としては肥満には見えません。
ただお腹だけがポッコリとしていることが特徴です。

メタボは、成人病である肥満症や高血圧、高脂血症、
糖尿病などを発症する原因とされています。

厚生労働省の調査によると、40代だと、男性の2人に1人、
女性は5人に1人がメタボの可能性が高いという結果です。

成人病を発症すると、その後心筋梗塞や脳卒中になったり、
人工透析が必要になったりと、医療費がかかります。

そこで厚生労働省は2008年から、メタボ検診の義務化をスタートしました。

メタボが薄毛の原因になるのはなぜ?

「太った男性は禿げていることが多い」と思ったことはありませんか?
実際にメタボと薄毛は因果関係があることが明らかになっています。

男性型脱毛症(AGA)は、
「インスリン抵抗性が発症の目安になる」と学会で報告されました。

インスリン抵抗性とは、インスリンの働きが低下することを指します。
これは「糖尿病の予備軍となっている」ことを意味し、
インスリン抵抗性が高い男性はメタボであると定義されます。

メタボが薄毛の原因になるのは、次の2つが理由です。

理由その1 血行が阻害される

メタボや肥満になると、脂肪が蓄積されることになります。
蓄積された脂肪は血管を圧迫し、血行が阻害されます。

髪の毛を作る毛母細胞は、頭皮の毛細血管から栄養を取り込みます。
血行が阻害されると、毛母細胞が十分栄養を取り込めなくなり、
髪の毛の成長が妨げられます。

理由2 皮脂が過剰に分泌される

メタボや肥満になると、皮脂の分泌が盛んになります。
そのため頭皮の皮脂分泌が過剰になりやすくなります。

分泌された皮脂は空気に触れると酸化して、硬くなります。
それによって毛穴を塞ぎ、

  • 髪の毛への栄養補給ができにくくなる
  • 髪の頭皮への固着力が弱まる

などのことが起き、髪が抜けやすくなります。

また毛穴に詰まった皮脂に雑菌が感染し、毛穴が炎症を起こすことがあります。
そうなると、毛穴の奥にある毛乳頭にも悪影響を与えます。

メタボを克服するにはどうしたらいい?

メタボを克服するためには、食生活と適度な運動、
規則正しい生活を心がけることが必要です。

克服法その1 食生活の改善

まずメタボになるのは、摂取カロリーが多すぎることが原因です。

  • 食べ過ぎや間食を控える
  • 濃い味付けは食欲をそそるのでうす味にする
  • 甘いものを摂り過ぎないようにする
  • ナッツやスナック菓子は脂肪分が多いので摂り過ぎないようにする
  • 油を多く使う洋食ではなく、和食のメニューにする

などのことを心がけましょう。

また栄養は、バランスも重要です。
糖分や脂分を減らすだけでなく、タンパク質やビタミン、
ミネラルなども摂取するようにしましょう。

それからお酒の飲み過ぎは、メタボには大敵です。
お酒を飲むとどうしても脂っこいつまみが食べたくなりますし、
さらにお酒を飲むと代謝が低下し、脂分を分解できず、
内臓に脂肪を貯めこんでしまうことになるからです。

克服法その2 適度な運動

また体内の脂肪を減らすためには、消費カロリーを増やすことも必要です。
そのためには、やはり適度な運動を継続することが大切です。

ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は効果的です。
ただなかなかそういう時間が取れない人は、

  • エレベーターやエスカレーターを使わない
  • ひと駅手前で降りてあとは歩くようにする

などもおすすめです。

また消費カロリーは、基礎代謝によるものも大きいです。
そのためには、筋トレをするのが最もおすすめですが、
時間がない人は、姿勢をきちんと正すだけでも筋肉をつける効果があります。

克服法その3 規則正しい生活

メタボを克服するには、規則正しい生活を送ることも大切です。
とくに夜更かしをすると夜食が欲しくなりますので、早寝早起きを心がけましょう。

ストレスも、過食につながることがあります。
入浴や十分な睡眠などにより、ストレスを適切に解消しましょう。

カプサイシンとイソフラボンを摂取するのもメタボ克服には効果的

メタボを克服するには、
カプサイシンとイソフラボンを同時摂取するのも効果的です。
IGF-1の分泌が促進されるからです。

IGF-1とは?

IGF-1とは、いま注目されている「インスリン様成長因子」と呼ばれるものです。
体内のさまざまな箇所に存在し、アンチエイジングを促進する役割を果たします。

このIGF-1は、

  • 糖の代謝を改善する
  • 血管を拡張し、血圧を下げる

という働きがあります。
そのためIGF-1が不足すると、血糖値や血圧が高くなりがちになります。

カプサイシンとイソフラボンの同時摂取は、
IGF-1の分泌を促進する作用があります。
そのためメタボが改善されます。

その他に、IGF-1は頭皮で働くと、薄毛を改善する作用もあります。

カプサイシンとイソフラボンの摂取は、
ですからメタボと薄毛を同時に改善することができる、
一石二鳥の効果があるというわけです。

カプサイシンは、唐辛子に含まれる成分です。
またイソフラボンは、豆腐や納豆などの大豆製品に含まれる成分です。

1日に、

  • 乾燥唐辛子(一味など) 2グラム
  • 豆腐 半丁

程度を食べるだけで十分効果が上がりますので、試してみるのはおすすめです。