ボストンとチャップアップサプリの成分や副作用の違いを比較

「身体の内側からも育毛ケアしたい!」
「薄毛や抜け毛が気になるけど、忙しくて食事が不規則になりがち…」

そんな人にとって、育毛サプリはとても気になるアイテムですね。この記事では、数ある育毛サプリのうち、「チャップアップサプリ」と「ボストン」の成分や効能を詳しく紹介します。どちらが自分の育毛ケアに役立つか、比較してみましょう。

成分と効能

育毛サプリは育毛剤と併せて使うことで、身体の外側と内側の両方から育毛ケアできるので、効果がよりアップします。そこで、まずチェックしておきたいのは、「成分と効能」が自分にピッタリ合ったものかどうかです。

ここでは、まずチャップアップサプリとボストンの両方に配合されている成分を詳しく解説した後、それぞれに含まれる成分を効能別に紹介しています。

どちらにも配合!「ノコギリヤシエキス」と「フィーバーヒュー」

育毛サプリは、メーカーによって配合成分が異なり、それぞれに特徴があります。最近、育毛成分として特に注目されているのが、「ノコギリヤシエキス」と「フィーバーヒュー」です。この2つの成分は、チャップアップサプリとボストンのどちらにも配合されています。

ノコギリヤシエキス

ノコギリヤシは、北米から中南米に自生するヤシ科の植物で、オリーブと同じくらいの大きさの赤黒い果実をつけます。アメリカの先住民インディアンたちは、古くからこの果実を絞って食用油などに使用したり、乾燥させて健康維持や精力回復の薬として用いたりしていました。

19世紀になると、ヨーロッパから移住した人々が、その利尿作用や強壮作用に注目して研究を重ねました。20世紀に入ってからはその有効成分が明らかになり、ヨーロッパの医療現場でも使われるようになりました。

現在のヨーロッパでは、前立腺肥大の治療薬として医療現場で使われているほか、発毛に効果のある成分として育毛剤にも使用されています。日本やアメリカでは、健康補助食品のサプリメントとして購入することができます。

でも、男性の前立腺肥大症に効果がある成分が、なぜ育毛にも効果を発揮するのでしょうか?それは、ノコギリヤシエキスには5α-リダクターゼという体内酵素の働きを抑制する作用があるからです。

5α-リダクターゼ酵素は、前立腺肥大やAGA(男性型脱毛症)の引き金になるということが、医学的に立証されています。身体中に存在しますが、頭皮の皮脂腺、特に男性の前頭部や頭頂部に多く分泌される傾向があります。

男性ホルモンと5α-リダクターゼ酵素が結合すると、DHT(ジヒドロテストステロン)という別の男性ホルモンに変化します。このDHTには、髪の毛の成長を阻害する作用があるため、成長途中で髪の毛が抜けてしまったり、細い髪の毛しか生えてこなくなったりして、薄毛からだんだんとハゲに進行していきます。

ノコギリヤシエキスによって5α-リダクターゼの分泌が抑制されると、このDHTが生成されにくくなり、薄毛やハゲを予防することができると考えられています。

フィーバーヒュー

フィーバーヒューは、日本名を夏白菊と呼ぶキク科の植物です。古代ギリシャ時代から、伝統医療として、頭痛や発熱、リウマチの炎症などに用いられています。

1600年代のイギリスでは、フィーバーヒューはすべての頭痛に効果があると医師たちに認められ、研究が進みました。日本でも、最初はリウマチ患者に投与されていましたが、その患者たちに育毛効果が見られたことから研究がさらに進み、今では育毛商品にも配合されるようになりました。

フィーバーヒューに含まれる有効成分は、パルテノライドです。パルテノライドには、頭痛や関節炎などの痛みの原因となるセロトニンやプロスタグランジン、ヒスタミンなどの過剰分泌を抑える効果があります。髪の毛への効果はまだ解明途中であるものの、次のような効果が期待されるとして、注目を浴びています。

  1. AGAの原因であるDHTの生成を抑制する
  2. 頭皮の炎症を改善し、抜け毛を予防する
  3. 血管拡張作用により、頭皮の血行を改善する

チャップアップサプリ

チャップアップサプリには、ノコギリヤシエキスをメインに32種類の成分が配合されています。摂りにくく失われやすいものの髪の毛の成長に不可欠な亜鉛を、吸収のよい酵母にするなど、育毛効果を高める工夫が施されています。

AGAの原因であるDHTを抑制
  1. ノコギリヤシエキス
  2. フィーバーヒュー
血行促進
  1. 唐辛子
  2. イチョウヨウエキス
  3. L-シトルリン
  4. ローズマリー
  5. ヒスチジン
  6. マカ
  7. ケイヒ
毛母細胞を増殖させ、髪の毛の成長を促進
  1. 亜鉛酵母
健康的な髪をつくる
  1. 亜鉛
  2. ミックスミネラルイーストCおよびM
  3. ビタミンプレミックス
頭皮の保湿と収れん
  1. キダチアロエ
  2. ヒアルロン酸
  3. L-プロリン
  4. フェニルアラニン
  5. ステアリン酸Ca
  6. グリーンオート乾燥エキス

ボストン

ボストンには、27種類の成分が配合されています。イソフラボンやコラーゲンなどのアンチエイジング効果が高い成分を、メインに配合していることが特徴です。育毛に特化するというより、むしろ「まずは健康な身体に整え、育毛に適した体質に改善していく」ことを目的としたサプリだと言えます。

AGAを引き起こすDHTの生成を抑制
  1. ノコギリヤシエキス
  2. フィーバーヒュー
細胞を活性化して髪の毛の成長を促進
  1. イソフラボン
  2. フィッシュコラーゲンペプチド
  3. L-アルギニン
  4. パントテン酸カルシウム
髪の毛の成長を促す
  1. メチルサルフォニルメタン
  2. L-リジン
  3. ケラチン加水分解物
  4. ビタミンB
  5. ミレットエキス
血行を改善
  1. イチョウ葉エキス末
  2. ヒハツエキス
  3. 抽出ビタミンE
代謝を整え、頭皮を健やかに改善
  1. コエンザイムQ10
  2. 酵母
  3. 葉酸
  4. ビタミンB6・B12

副作用

サプリメントは、継続して摂ることによって、身体の内側からじっくりと効果が出てくるものです。そのため、副作用がどれくらいあるのかは、とても気になるところです。

ここでは、チャップアップサプリやボストンを含む育毛サプリに起こり得る副作用について、まとめています。ただし、これらはあくまでも体質や体調などを含め個人差があるものなので、万人に起こるわけではありません。注意しておくポイントとして、覚えておきましょう。

アレルギー体質の人は、アレルゲンがないかチェックする

成分の中には、アレルギー症状を引き起こす可能性のあるものが配合されていることがあります。アレルギー体質の人は、まず成分表をしっかりとチェックするようにしてください。

フィーバーヒューはキク科の植物ですが、ブタクサアレルギーがある場合は、まれにかゆみや胃の不快感が現れることがあります。酵母アレルギーがある人も、注意が必要です。

妊娠中や授乳中の女性は摂取を控える

ノコギリヤシエキスは男性ホルモンに作用するため、妊娠中や授乳中の女性が摂ると、胎児や母乳への影響が懸念されます。摂取は控えるようにしましょう。

量によっては、胃の不快感や下痢などの症状

サプリメントに配合されている成分に対して、身体が過敏に反応する場合もあります。もともと胃腸が弱い人だと、胃の不快感や下痢、便秘などの症状が出ることも考えられます。その場合は、いったん使用を中止したり量を減らしたりして、様子を見てください。

育毛にポイントを絞って栄養補給や体質改善を期待するならチャップアップサプリ、まずは健康な体質に改善しながら薄毛を予防するならボストン、という特徴がはっきりしました。すでに薄毛や抜け毛が気になり始めている人には、育毛効果の高いチャップアップサプリをおすすめします!